「火災保険」の特約?~「地震保険」は付帯品
「地震保険」は、「火災保険」の契約がなければ加入できないため、「火災保険」の契約期間の途中から加入することも可能です。「地震保険」の補償額は、「火災保険」の補償額によって決まります。「地震保険」の補償額が、「地震保険金」として全額支払われるワケではないのです。 まるで、「火災保険」の《特約》みたいですねぇ…。 「火災保険」の補償が《建物》と《家財(=「家財保険)》に分かれているため、「地震保険」の補償額も、《建物》と《家財》では違うことになります。
要は、「火災保険」の半額かつ5,000万円までが、「地震保険」の補償額というわけです。 「火災保険」に「地震保険」を付帯した割合(付帯率)は、2007年度末における全国平均で《44.0%》です。都道府県別に見ると…最も高い高知県が72.2%、愛知県62.6%、宮城県61.5%‥となっています。 「地震保険」に対する関心は年々高まり、2003年度以降、『地震保険付帯率』は5年連続の増加です。2007年度は、全国で10県が《付帯率50%》を超えています。 ☆「損害保険料率算出機構」ホームページ『地震保険・都道府県別付帯率の推移』 また、「地震保険」に加入している世帯の割合は、2007年度末における全国平均で《21.4%》です。 この数値…《地震大国・ニッポン》としては、どうなのでしょうね?何と比較すれば良いのか分かりませんが、意外に低いような気がします。 都道府県別では…最も高い愛知県が32.4%、宮城県29.2%、東京都28.8%‥となっています。 ☆「損害保険料率算出機構」ホームページ『地震保険保有契約件数・保険金額』 |