地域と構造~「地震保険」の保険料
地震の発生率は、地域によって異なっています。そこで、「地震保険」の保険料の『基準料率』は、保険の対象となる《建物》や《家財》を収容する建物が所在する地域…都道府県ごとに、決められています。全国の都道府県が、1~4の四つの《等地》に区分され、『基準料率』が設定されているのです。《等地》が高いほど、保険料は高くなります。 以下は、2007年10月1日以後の契約に適用されている《等地》です。
「地震保険」の『基準料率』は、《建物》の構造によっても異なっています。保険の対象となる《建物》の構造が「木造」と「非木造」の二つに区分され、それぞれについて、さらに都道府県ごとの『基準料率』が設定されているのです。 「非木造」は、鉄筋コンクリートや鉄骨造などの《建物》で、「火災保険」の『構造級』がA・B構造または特・1・2級に該当します。「木造」は、木造モルタル塗や木骨造などで、『構造級』はC・D構造または3・4級です。 「木造」の《建物》の方が保険料が高く、「非木造」の2倍前後になっているようです。 …う~ん、残念。 ☆「損害保険料率算出機構」ホームページ『地震保険の基本料率』 |